• ホーム
  • 低用量ピルとは?活用方法や注意点など解説

低用量ピルとは?活用方法や注意点など解説

2020年01月07日
笑顔の女性

低用量ピルは避妊のために使うというイメージを持っている人も多いでしょう。確かに正しい方法で使用すれば高い避妊効果を期待できます。しかし、低用量ピルは避妊のために使われるだけでなく、生理痛や生理不順などの治療に使われることもあります。このような効果を得たいという場合、正しい使い方や注意点を知っておきましょう。

低用量ピルを服用すると女性ホルモンの変動が少なくなり、ホルモンバランスが安定します。ホルモンバランスが整うことにより、自律神経が乱れて起こる月経前症候群の緩和に繋がります。身体的にも精神的にも安定するため、生理前の不快な症状を軽減することができるでしょう。また、低用量ピルには子宮内膜を薄くする効果もあるため、生理痛を軽減する効果や経血量を減らすといった効果もあります。

低用量ピルを正しく服用することにより、生理周期が整います。つまり生理をコントロールすることができますし、生理不順の改善にも繋がるでしょう。さらに、子宮筋腫や子宮内膜症の痛みを軽くしたり、経血量を減らすといった効果も期待できます。

低用量ピルにはさまざまな女性特有の病気を防ぐ作用もあります。黄体ホルモンが少なくなると子宮体がんのリスクが高まりますが、低用量ピルで黄体ホルモンの量を保つことにより、子宮体がんのリスクが減少します。また、低用量ピルには排卵を抑える作用もあるため、卵巣がんの予防効果も期待できます。さらに、乳腺症の予防にも繋がりますし、貧血やニキビなどの改善にも役立ちます。

低用量ピルは更年期障害の治療にも使われています。更年期の薬よりも効果が高く、副作用である子宮内膜症になりにくいことがメリットです。エストロゲンと黄体ホルモンが含まれており、女性ホルモンが減少することで発生する症状を緩和させることに繋がります。更年期障害特有のホットフラッシュや疲労に悩んでいる人にも最適です。

低用量ピルはイベントに合わせ、一時的に生理をずらしたい時にも活用できます。生理を早めることも遅らせることもできるため、結婚式や旅行などに生理が重ならないように調整できるでしょう。しかし、イベントの直前に低用量ピルを飲んでも効果は得られないため、早めに病院に相談しに行くことが大切です。

注意点として、低用量ピルには副作用のリスクもあることが挙げられます。最初の1~2ヶ月は、吐き気や嘔吐、頭痛、不正出血といった症状が出てしまうことがあります。しかし、ほとんどの症状は飲み続けるうちに自然と消えていくため、あまり気にしなくても良いでしょう。