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ピル常用者は「すり抜け排卵」に注意!

2020年06月27日

避妊目的でピルを常用している場合、すり抜け排卵に注意が必要です。これはピルを飲んでいても、たまたま飲み忘れてしまったり、適切な用法用量を守らなかったために起こってしまう排卵のことを言います。また、ピルの服用開始日によってもすり抜け排卵のリスクが高まります。排卵してしまうと当然妊娠のリスクもあるので注意しましょう。

ピルは原則として生理が始まった日から飲み始めることになります。生理日初日から服用することにより、1週間後から避妊効果が得られます。そして、そのまま服用を続けていくことにより、避妊効果が持続します。もちろんそれ以外のタイミングでも飲み始めることはできますが、ピルの排卵抑制作用が不十分となるため、すり抜け排卵が起きてしまう可能性があります。生理日初日から服用しなかった場合、妊娠していないことをきちんと確認し、最初の1週間は他の避妊方法と併用する必要があります。

ピルの避妊効果を得たいという場合、飲む時間帯にも注意しましょう。特に時間帯などが決まっているわけではありませんが、ほぼ毎日一定の時刻に飲むことが大切です。飲み忘れを防止するため、覚えやすい時間を決めておきましょう。ちなみに、ピルを飲み忘れると不正出血が起こってしまうこともあります。

ピルを飲み忘れた回数が多くなるほど、すり抜け排卵の可能性は高まります。気を付けていても飲み忘れてしまった場合、気付いたタイミングによって対処法は異なります。1回だけ飲み忘れた時はその時点で飲み忘れた錠剤を服用し、その日の分も通常通りに服用します。その日だけ2錠を服用することになるでしょう。

2回以上連続して飲み忘れてしまった場合、そのシートの服用を中止して次の生理を待ちます。それから新しいシートの服用を始めましょう。ちなみに、新しいシートのピルを飲み始めるまではすり抜け排卵の可能性があるため、他の避妊方法を併用するのがおすすめです。

ピルを毎日忘れずに飲む自信がないという人もいるかもしれません。その場合はメールで教えてくれるサービスを利用したり、パートナーに毎日確認してもらうなどの方法が有効です。また、ピルは毎日一定の時間で服用するため、日常的に行う習慣と同じタイミングで服用するのも良いでしょう。夜寝る前や歯磨きの時などに服用すれば、忘れにくくなります。

ちなみに、1日飲み忘れたからといって、すぐにすり抜け排卵が起こってしまうわけではありません。1回くらいならほとんど避妊効果に影響しないこともあるため、心配しなくて大丈夫です。ですが、飲み忘れが心配な場合は他の避妊方法も試してみましょう。